グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『Winebar Sirocco』高田馬場:薄暗い店内で1人、ワインを嗜む夜。敷居を跨いだ先には日本ワインの良さを教えてくれるバーがある【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

バーってカッコいい。

 

大学生くらいになると、お酒も飲み始め、だんだんとお酒の美味しさと楽しみ方も分かってくる。

「バーってカッコいい。」と思い始めたのもその頃からだ。

 

しかし、そう思うと同時に何となく敷居の高さも感じてしまう。

そう思ってるのはこちら側だけで、向こうは全然ウェルカムだったなんてのは良くある話。

今日はその敷居を跨ぐ日だ。

 

ディープな雰囲気漂う路地。

そんな路地に佇むビルの2階に日本ワイン専門のワインバー『Winebar Sirocco』はある。

 

階段の踊り場には、張り紙が。

下のスナックのポスターに比べて何とも控えめである。

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スナックの扉からカラオケが聴こえてくる。

その賑やかな扉とは対照的に、その扉は静かに佇んでいた。

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中は静寂に包まれている。

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薄暗い店内。

自然と心が落ち着き、日々の喧騒を忘れさせてくれる。

(今日の写真は全体的に薄暗いのでご了承いただきたい。是非、その薄暗さから雰囲気を味わってほしい。)
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こちらのお店は日本ワインの専門店。

メニューには全国各地の日本ワインがズラリと並ぶ。
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大きなワインセラー

ここに沢山の日本ワインが入っているのだ。

 

マスター曰く、「日本ワインは軽いものが多い。」とのこと。

それだけ飲みやすいということか。

普段なかなか日本ワインを飲まない私なので、非常に楽しみだ。

 

まずは、マスカットベリーAから。

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確かにマスターが言っていた通り、飲みやすい。

個人的に甘味を強く感じたワインだった。f:id:foodie_pandemonium:20190922160736j:image

にしても…これはいい。

グビグビ飲んでしまう。

あっという間にグラスが空だ。

 

想定よりかなり早いタイミングで2杯目を頼んでしまう私。

続いてはピノ・ノワール
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こちらも軽やかで飲みやすい。

しかし、先ほどのマスカットベリーAに比べてキレがある印象。
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程よいタンニン。そして余韻が心地良い。

 

合わせるツマミは、フルーツのピクルス。
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洋梨と白ぶどうのピクルスだ。

フルーツのピクルスはなかなか聞かない代物。

ビネガーの酸味とフルーツの優しい甘味。ワインにぴったりだ。

 

鯖とトマトのリエットも注文。

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鯖とトマトが相性抜群。鯖の旨味とトマトの酸味。

これはワインが進む進む。

パンにつけて食べるので満足感も程よい。

 

"デラウェア"のワインというのが気になり、3杯目に突入。

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デラウェアの白ワイン。

今宵、最も軽やかに感じた品。

3杯目とは思えない感覚。意識してゆっくり飲んだが、意識しなければクイッと飲んでしまいそうになる。これは美味しくて危ないお酒だ…笑
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奥深き日本ワインの世界。

その一端を垣間見ることのできる貴重なお店だと感じた。

事実、私の日本ワインに対する価値観を変えてくれた。マスターとバル辛には感謝である。

 

マスターとの談笑も楽しく、あっという間に時間は過ぎ、そろそろ帰ろうかという時間に。

またいいお店と巡り会えた。ワイン好きの友達を連れてきたいものである。

 

帰り際、店の外までわざわざ見送ってくれたマスターの笑顔は、薄暗い店内とは対照的に燦然と輝いていた。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

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ワインバー シロッコ
03-6265-9097
東京都新宿区高田馬場2-19-8 阿部大竹ビル 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13220844/

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前回の記事はこちらから↓

『2NDHALF』高田馬場:放課後に秘密基地まで駆け抜けた、あの日々を思い出せ【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】


秘密基地。

幼い頃、一度は誰もが憧れる。

 

「放課後、秘密基地行こうぜ!」

 

今思えば、誰に対して秘密だったのか分からない、みんなが知っている秘密基地。

やはり、頑張って作った自慢の秘密基地を、誰かに伝えずにはいられないものだ。

 

ここ、高田馬場の『2NDHALF』は僕達にとっての秘密基地だが、やはりブログで発信せずにはいられない。

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高田馬場British Pub『2NDHALF』。

2ndhalf.jp

 

扉を開くと、マスターの「よしさん」とイギリス製のビリヤード台がお出迎えだ。

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店内はイギリス一色で、リトルブリテンと言っても過言ではない。

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店内ではパブリックビューイングも。

コアな海外サッカーファンが夜な夜な訪れるとのこと。
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British Pubなので勿論GUINNESS...

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もいいのだが、大好きなブリュードッグの「エルビスジュース」をいただく。f:id:foodie_pandemonium:20190926171114j:image

グレープフルーツのピールを使用した、非常にジューシーなIPA(インディアンペールエール)。

軽やかな苦味に、非常に力強いシトラスが香る。

シトラスのお陰で後味のキレが良く、グビグビ飲めてしまう。

 

ビールのあては、ここは王道の「フィッシュ&チップス」を。

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勿論このモルトビネガーを振りかけて。f:id:foodie_pandemonium:20190926171818j:image

モルトビネガーの力強い酸味と甘味が、揚げ物にめちゃくちゃ合うのだ。

口に残る酸味を、シトラス香るビールで押し流す。

そうすると、さっぱりさせた口に揚げ物が吸い込まれる。

これで「フィッシュ&チップス」と「エルビスジュース」の永久機関が完成だ。

 

まだまだガッツリいきたい人は、この「ダイナモチキンキエフ」もオススメだ。f:id:foodie_pandemonium:20190926173219j:image

「チキンキエフ」は鶏肉のカツレツのようなロシア料理で、イギリスでもよく食べられるそう。

酸味のあるトマトベースのソースが、チキンの旨味に良く合う。

間違いないやつである。

 

他にもおすすめのメニューは沢山あるのだが、それはお店で体感して欲しい。

ちなみに「バル辛フェスタ2019」では、チリコンカンやフィッシュ&チップスのチリソースなどを提供予定だ。

 

マスターの「よしさん」は、イギリスに魅せられ26年イギリスで生活された後、帰国してこちらのお店をオープンされた。f:id:foodie_pandemonium:20190927102326j:image

このお店の魅力は、なんと言っても「よしさん」の人柄だ。

初めてお邪魔した時も、気が付いたときには元からの知り合い位なテンションで会話が弾んだ。

「よしさん」が作り上げるこの空間が、それを許してくれるのだ。

 

僕達はまた「よしさん」に会うために、夜な夜な秘密基地に足を運ぶ。

 

 

ピータン木綿 拝

 

2ND HALF(セカンドハーフ) 高田馬場
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-2-13 ドムス・サニ・ヤナガワ3F
2,000円(平均)

 

前回の【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】はこちらから。

www.foodie-pandemonium.com

 

『酎ばっか』高田馬場:扉の向こうに待ち受けるは、甘美なる肉の花園であった。【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

 

高田馬場からこんばんは。

 

或る人から「バル辛フェスタ参加店舗全て訪問すると伺いましたが、入り辛いお店ありません?」と尋ねられたことがある。

 

正直に申し上げよう…

 

ある。

 

こちらの『酎ばっか』さんもそんなお店の1つだった。(感じ方には個人差があります。)

 

しかしだ、そんなお店こそ美味いものが食べられたり、貴重な体験ができたり、素敵な出会いがあったりするということを私はこれまでの経験則で知っている。

 

ということで、着いた。

雑居ビルの二階。

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ネオンが輝いている。
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階段を登ってすぐのところに扉。

見え辛いとは思うが、防火扉にバル辛フェスタのポスターが貼ってある。
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扉を開け、中に入る。

 

店内に入ると、大きなテレビと開放的な窓。

お酒の瓶がオシャレに並ぶ。

赤提灯が可愛らしい。
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壁にはオススメメニューなどの張り紙が貼ってある。店内を見渡し、眺めていると…
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ん!?

"大栄スイカの酒"という気になる飲み物を発見!
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また、ヨーグルト酒も発見。

入店して5分、私の食指は刺激されまくりだ。
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ということで、ヨーグルト酒とスイカ酒両方注文。f:id:foodie_pandemonium:20190919003022j:image

ピータン木綿と乾杯。甘いお酒、個人的に好きです。無論、美味い。

特に、スイカ酒には驚いた。この手のスイカ飲料はスイカ独特の青味が際立って何だか青臭くなってしまいがちなのだが、このお酒にはそれが無い。それでいて、アルコール臭も弱くスイカ本来の甘味と風味が味わえる。このお酒欲しいなぁ〜!

 

お通しの白和え。
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豆腐のまろやかな甘味。

白和えをつまみつつ、なにを頼もうか思案…

 

と、人気料理ランキングなる張り紙を発見。
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"初見のお店はオススメを頼む"ことをモットーとしている我々としては見逃せない、いや、むしろ大助かりな内容。

上から3つを注文する。

 

シューマイ
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個人的にこのシューマイが今宵No. 1だったかもしれない。

ジューシーな肉汁溢れる熱々のシューマイは、肉肉しく食べ応えがあり、味付けも抜群。

醤油を付けて口に運ぶと、もう堪らない美味しさ。

通販で売ってたら100%買う。

シューマイ好きの友人に是非食べさせたい…

 

ラムユッケ
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不味いわけがない品。案の定、不味いわけがなかった。(めっちゃ美味いということ。)

新鮮なラム肉と甘めのタレ、そこに黄身のコクとまろやかさが加わり、口の中で極上のハーモニーを奏でる。

羊肉好きの私達はもう夢中で食べ、気がついたら消失していた。

 

肉刺し盛り合わせ
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こちらのお店No. 1人気の品。

新鮮なお肉が美味しそうに並ぶ。

付けダレは奥から塩ごま油、甘めのタレ、柚子胡椒&山葵。
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肉は左から、ラム肉の刺身、牛肉の刺身、生レバー、生ハツ、鶏肉の刺身。
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この光沢をご覧いただきたい。なんて美しいのか。

艶やかに煌めく肉達をいただく幸せ。

命に感謝しながら、肉の味を噛みしめる。

力強い旨味、甘美なる美味しさ。あぁ、美味い。

思い出しただけでヨダレが出てくる…

 

肉の魔力を思う存分に思い知った夜。

やはり、"入り辛さ"の先には何かしらの良い事があるのかもしれない。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

酎ばっか 高田馬場店

食べログ 酎ばっか 高田馬場店

 

前回の記事はこちらから↓

『一酔万笑』高田馬場:素晴らしいこだわりと真心に心打たれる、訪れるべき居酒屋が此処にあります【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

東京という街は路地を一本入るだけで全く違う顔を見せてくれる…

 

高田馬場からこんばんは。

本日訪問するお店は、高田馬場駅から北西へ、路地を入ったところにあるお店。

緩やかな坂の上にある。

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路地を一本入るだけで、大通りの賑わいとは打って変わって全く違う雰囲気。

街ブラの醍醐味だ。

 

今回訪問する『一酔万笑』はこちらのビルの4階に位置する。
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店内は広く、落ち着いた雰囲気。

大勢で飲み会をする時に重宝しそうだ。f:id:foodie_pandemonium:20190919002329j:image

 

メニューは手書き。味がある。f:id:foodie_pandemonium:20190919002407j:image

また、オススメメニューは日替わりとのこと。

日替わりでメニューを変更し、毎日手書きで書いているということか。なんて仕事が丁寧なのだろう。

それを聞いただけで、如何にいいお店かが窺い知れる。
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私は赤ワインを注文。

そして、お通しが三種。三種は非常に贅沢。

お通しがこんなに豊富なお店はなかなか無い。
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奥から時計回りに、もずく・生ハムチーズ・鴨。

言わずもがな、どれも美味い。

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次は刺身だ。左から、タコ・マグロ・アイナメと続く。
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市場から直送で送られてくるとのことで、どれもとても新鮮。

アイナメはコリコリと弾力があり、マグロはねっとりと甘く、タコは噛めば噛むほど旨味が出てくる。

また、醤油もこだわりの出汁醤油で、正直これを舐めながらお酒飲めてしまうほど美味い。刺身の良さをさらに引き立ててくれている。

また、添え物にもこだわりが。小さくてよく見えないかもしれないが、マグロに添えてあるのはツルムラサキの花。朝摘んだものとのこと。こういう小さなこだわりが素晴らしい。

 

オススメの旬のもの、ということでキノコのおひたしも。
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ご覧の通り、多種多様なキノコがふんだんに入っている。伺ったところ、ときいろひらたけ、やなぎまいたけ、しめじ等々…。あまり普段聞かないキノコも入っており、ここにもこだわりを感じる。

そしてとにかく出汁の味が素晴らしい。

これほどまでに芳醇なキノコの旨味はなかなか味わえない。少ししか食べてないのに満足感があるのはこの旨味ゆえだろう。

 

ちょい飲みで立ち寄ったため、残念ながらここで〆。

後ろ髪を引かれながらお会計をお願いすると、「最後にお味噌汁のサービスがございます。」とのこと。

おいおい、最初から最後までなんていい店なんだ…。しかも、僕が大好きな味噌汁が最後に出てくるなんて。最高だ。
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浜名湖で取れたアオサの味噌汁です。」

アオサ。またしても僕の好みドンピシャ。

しかも、最後のサービス品なのにわざわざ浜名湖のアオサ使ってる。

随所に見られるこだわりに心打たれる。


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会計時、こんなところにバル辛ポスターが。

確かに、ここは目につく。こんなところにも勝手にこだわりを感じてしまう自分が居た。

 

「この扉、わざわざお願いして作ってもらったんですよ。」

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おっしゃる通り、とても味のある扉だ。

この扉に表れている通り、入店から退店まで素晴らしいこだわりを感じるお店だった。

 

次は仲間達と大勢で是非訪れたいと思う、真心とこだわり溢れる最高の居酒屋でした。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

 

前回の記事はこちらから↓

『発酵キッチンtokotoko』高田馬場:発酵食×居酒屋。めくるめくチーズの世界に貴方も没入してみては?【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

高田馬場からごんばんは。

だんだんと秋が深まってきた高田馬場

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前回、ハイジヤさんでチーズを堪能し、改めてチーズの良さを再認識した私。

 

そんな中、次に行くお店を探していると"発酵キッチン"という気になる表記が。

発酵…これは、チーズの予感!!

 

ということで今回は、『発酵キッチンtokotoko』さんへお邪魔。

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常連さん達で賑わう店内。

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可愛らしい内装。
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注意書きにも愛を感じる。
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色んな人に愛されてるお店なんだろうなぁとしみじみしつつ、注文へ。

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豊富なドリンク。私はウーロンハイを注文。

炭酸が苦手な私は、決まってウーロンハイかカシスオレンジを頼んでしまう。
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"発酵食を中心にした居酒屋"

このフレーズにご主人のこだわりを感じる。あとメニューも可愛い。
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ご主人にオススメを聞くと、ラクレットチーズメニューがオススメとのこと。

やはりラクレットチーズ。

美味しいですよね、あのとろーりチーズ。

気になるメニューがたくさんあり、少々迷いつつ注文を終える。

 

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ウーロンハイを飲みつつ、メインディッシュの到着を待つ。
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お通しも美味い。お通しがちゃんと作ってある居酒屋さんは良い居酒屋さんだという勝手な持論。

こういう細かい仕事、大好きです。


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私、実は大の梅水晶好き。

居酒屋さんで梅水晶の表記を見ると、無意識で頼んでしまうほど。

ここのお店の梅水晶は軟骨が大きめで、個人的にとても好み。

あぁ、これこれ。この味。

サメ軟骨のコリコリとした食感に、梅肉の酸味と塩味が組み合わさってお酒のアテに最高だ。

 

さて、ついに到着しましたメインディッシュ。

私が頼んだのは、"スチーム野菜ハーフ&グリルソーセージ"
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見てくださいこの絶対に美味しいビジュアル。

蒸された野菜のホクホクとした甘味とサクサクとした食感、パリッと焼かれたソーセージの肉の甘味と塩味、それらを包み込む濃厚なチーズのコクのある味わい…そして芳醇な薫り。

それらが三位一体となって、食べた者に幸福をもたらす。そんな一品だ。

 

発酵食を食べながら、お酒を飲む。

次の訪問時には、メニューを片っ端から頼んでめくるめくチーズの世界に没入したい。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

発酵キッチン tokotoko

食べログ 発酵キッチン tokotoko

 

前回の記事はこちらから↓

『HYGEIA 高田馬場店』高田馬場:胃袋だけでなく"アルプスの少女ハイジ欲"も心いっぱいに満たされた夜だった【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

アルプスの少女ハイジ」を知っているだろうか?

名前だけでも知ってる人は割と多いのではないかと思う。

事実、私も断片的にしか知らない。

 

そんな「アルプスの少女ハイジ」だが、

思い浮かべるものといったら何があるだろうか?

 

クララが立った?

長いブランコ?

私は、トーストに乗せたとろーりチーズを思い浮かべてしまう。

 

本日のお店は"HYGEIA"と書いて"ハイジヤ"と読む此方のお店。

ハイジ屋…なんてアルプス感のある店名だろうか。

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謎の期待を抱いて入店する。

店内は普通。オシャレだ。

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…よくよく考えたらアルプス感ってなんだ?

 

メニューはこんな感じ。

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どれもそそるメニューばかりだ。

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白ワインで、乾杯。

そんな熱い眼差しで見つめられても…

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一品目はカルパッチョ

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オシャレだ…

そしてプリプリの魚が美味い。

とびっこのプチプチが良いアクセント。

 

お次は牡蠣のスモークマリネ。

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知り合いの有識者からのオススメ。美味い。

白ワインが進む進む。

 

キッシュ…より顔に目がいってしまうので、

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ちゃんとキッシュの写真もある。
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具沢山。ズッキーニのシャクシャクという食感が心地よい。

 

トリッパも頼んだ。
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絶妙に香る内臓達。

食べ易くも、しっかりトリッパ感。

この内臓独特の香りがないとトリッパじゃないよね、と個人的に思ってしまう。

 

口いっぱいに頬張るピータン木綿の図がこちら。

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ご満悦である。

 

ピータン木綿肝いりのカルボナーラ
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彼の"これは絶対に美味い"という予感は外れない。

濃厚なクリームの甘味とベーコンの塩味が素晴らしい一品だ。

 

酔いが回り始め、だんだんと感受性豊かになるピータン木綿。
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あまりに美味しそうなピザに驚いているようだ。

 

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※ちゃんとピザの写真もあります。

このピザももちろんのこと美味しい。

というか、俺たち食べ過ぎじゃね?

 

食べ過ぎじゃね?と思い始めてからが我々の本領発揮。デザートを追加注文。

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ドライフルーツの食感と甘味、加えてベリー&チーズの酸味が素晴らしい。

 

ーーーさて、貴方は私の冒頭の戯言を覚えているだろうか?

そう、ハイジである。

トーストに乗せたとろーりチーズ。
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それがこちら。ピータン木綿もこの表情。

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ご覧くださいこのチーズのとろーり感。

ラクレットの濃厚な味わいと、フレンチトーストの芳ばしい香りと甘味。

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これだけ食べても十分に満足感のある品。

僕らは明らかに食べ過ぎていた。

がしかし、ペロリと完食。

 

2人して大満足。

"食欲"も"アルプスの少女ハイジ欲"も十分に満たされる、素敵なひと時でした。

(…アルプスの少女ハイジ欲ってなんだ?)
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ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

 

前回の記事はこちらから↓

『中国料理 琥珀』高田馬場:思わず資本を集中投下したくなってしまうほどの中華料理屋と巡り合った。【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

高田馬場からこんばんは。

バル辛September第二弾。

 

相棒のピータン木綿と街をブラブラ。

「今日は中華が食べたいね。」

相棒はそう云うと、早稲田通りを西へ歩を進め始めた。

 

高田馬場駅前の早稲田通りもだんだんと秋の涼しさが顔を覗かせ始めた気がする。

駅から西へ西へ。

10分程度歩き、到着。

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いい雰囲気の店構え。自ずと期待も高まる。
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お、店先にバル辛のポスター。

自然と目が行ってしまう。
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入店し、席に着く。

紹興酒のラインナップが素晴らしい。

やはり、中華料理といえば紹興酒だ。

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メニューも食指を刺激するものばかり。

中華にうるさい相棒も「資本を集中投下させたい。美味い予感しかしない。」と、メニューを片っ端から頼もうとするのでそれを慌てて制する私。

まだ慌てる時間じゃない。
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「バル辛で出す予定のメニューはどれですか?」と相棒。

店員さん曰く、サラダと空芯菜炒めとよだれ鶏と麻婆豆腐だったかな。

 

ーーーさて、どうするか。

迷いに迷った挙句、よだれ鶏、麻婆豆腐、レタス炒飯を注文。

 

期待に胸を膨らませ、料理を待つ。
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店内を見渡すと…おや?ここにもバル辛ポスター。

そして隣にはオススメワインのメニュー表が。

ナチュールワインにも力を入れているようだ。

次の訪問時には是非とも飲んでみたい。

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まずは紹興酒が到着。

オススメは常温とのことだったので、常温で注文。

紹興酒の独特で深みのある香りが鼻から抜ける。
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最初に登場した料理はよだれ鶏
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見た目からして絶対に美味い。

予想は的中。美味しさを噛み締める…

こちらのよだれ鶏、とにかくタレが絶品。油分少なめで食べ易さもある。

 

お次は麻婆豆腐。

"1週間のうち4日連続で麻婆豆腐を食べる"ほど、実は麻婆豆腐好きの私。気が付いたら勝手に注文していたのは言うまでもない。
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豆腐は固めでとても好み。辛味はそれほどでも無く、どちらかというと痺れの方を強く感じた。
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美しい光沢。

 

そしてラストはレタス炒飯。
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相棒のピータン木綿はかなりの炒飯好き。

そんな相棒が開口一番、「この炒飯はやばい。」と言うほど。

お米達は見事にパラパラで、口の中でほどけて乱舞する。口腔内が喜んでいるのが分かる。

しっかりと施された味付けは絶妙。こんなに美味しい炒飯は久々だ。

 

相棒が資本を投下させたくなった理由が分かる中華料理店。

次訪れる時は片っ端からメニューを頼んでみたいものだ。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

中国料理 琥珀

食べログ 中国料理 琥珀

 

前回の記事はこちらから↓

『フォルトゥーナ』高田馬場:ついつい入り浸りたくなってしまう、居心地の良い料理店が此処にあった。【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

高田馬場からこんばんは。

バル辛September第1弾。

 

バル辛Septemberが始まってからというもの、当たり前だが高田馬場に通うことが多くなった。

行けば行くほど知らない街の魅力に気付かされるものである。

 

さて、本日ご紹介するのは高田馬場駅から西に歩いて徒歩約10分程度の場所にあるこちらのお店。

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オオゼキが印象的。
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そんなオオゼキの隣にある、こちらのお店。

ガラス張りになっていて店内の様子が少し見える。

 

初めて入るお店、まして1人で入るお店は少し緊張する。

この感覚、久々だ。

意を決して入店。

 

女性のご主人がお一人で切り盛りされているようだ。

アウェー感は一切ない。

しかし少し緊張していた私はそそくさと席に着き、とりあえず飲み物を注文。

料理的にワインが合いそうだったので、ここは赤ワインかな。
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ワインをちびちび…

緊張もほどけて、周りを見る余裕も出てきた。

何の気なしに店内を眺める。
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お、こんなところにバル辛ポスター。
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青いタイルがなんとも美しい。

 

静かにワインを飲みつつ料理を待つ。

雰囲気がとても良い。

ゆっくりと時が流れていくような心地よさ。

 

そうしていると、前菜盛り合わせがご到着。

右から、自家製ローストポーク、焼き野菜のマリネ、マグロの赤ワインソース。

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個人的に焼き野菜のマリネが非常に美味しかった。

焼いたことによって野菜の甘味と香ばしさが引き立っており、そこにマリネの酸味が加わることで更に甘味が際立つような。

また、野菜も歯応えが残っていて、味もさることながら食感も絶妙。

これはワインが進む…

 

こちらのお店、"自家製パンの店"とある。

それを聞いてパンを頼まない人が居るだろうか、いや、居ない。

ガーリックトーストを注文。

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サクサクのパンにガーリックバター。

黄金コンビ。不味いわけがない。

 

ガーリックトーストにうつつを抜かしていると、キノコのアヒージョも到着。
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もちろんのこと、美味い。

お酒のアテに最高の味だ。

 

ーーーほろ酔いの勢いでご主人に話しかけてみる。
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意外にも話は弾み、僕のブログの話、ご主人がレストランで修行していた話、お店を出した時の話、メニューについての話などなど…

とても楽しいひと時だった。

自ら心を開いて勇気を出して話しかけてみると、相手も心を開いてくれる…ことが多い気がする。

 

また、ご主人曰くパスタもオススメとのこと。

"ちゃんと食事もできるお店"というコンセプトを大切にされているそう。

今回はちょい飲みだったが、次回は食事にも来たい。

 

ちょい飲みも食事もできる、居心地の良いお店。

ついつい入り浸りたくなってしまう気持ちを抑えつつ、友人との約束のため後ろ髪を引かれながら店を後に。

 

常連になりたいと思わせてくれる、素敵なお店。

また来ます。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

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地中海料理と手作りパン フォルトゥーナ
03-5937-1761
東京都新宿区高田馬場3-12-10 木村ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13222917/

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『タンハー』横浜市高座渋谷:ココナッツミルクとフライドガーリックを掛け合わせたら、心の鏡が現れた【葉月はVietnamに行きThailand】

僕には食べ歩きの師匠と呼べる方がいる。

その師匠に、

「8月はタイ料理とベトナム料理をまわろうと思います!」

と伝えたところ、

「横浜のタンハー、とにかく凄いから絶対行ってください。」

との返信。

これは行かねばと、ラボちゃん(ハード系パンダラボッチ)と友人の計三人で突撃してきた。

 

 

場所は渋谷、といっても高座渋谷

神奈川県横浜市大和市の間にある渋谷だ。

渋谷から高座渋谷へは、東急田園都市線に乗り、中央林間で小田急江ノ島線乗り換えれば着く。

大体一時間程だ。

駅から1km程歩くと、団地のど真ん中に青いプレハブが現れた。

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なにやら怪しいが、よく見ると『アジア食材タンハー』とある。

どうやらココで間違いないらしい。

 

一見狭そうだが、中に入ると驚くほど広い。

中はアジア食材のスーパーで、真ん中に大きいテーブルがある。

店内を眺めると、なんだか色々と気になるものが売っている。

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ドリアンなども。

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ちなみに飲み物は、お店にあるものを勝手に飲んで後払い。

料理もお店にあるものを使っているわけで、もう「グローサラント」と言える。

 

ちなみに、お客さんは8割ベトナムの方。

それもそのはず、タンハーがあるここ「いちょう団地」は11ヶ国もの人達が集まる多国籍タウン。

ここに来る途中にも、色々な国の料理屋さんを見かけた。

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こちらのサイゴンの記事も明日辺りにアップするので、宜しくお願いします。

 

 

料理についてだが、メニュー含め非常に現地感がある。

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「ドライフルーツなどで作ってあります。」

このサッパリと事実のみを記述したメニュー、大好きだ。

取り敢えず、食べ慣れたものを頼む。

 

ベトナムと言えば「フォーガー」。

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サッパリとしながらも、滋味深い旨さ。

フォーが非常にモチモチ。

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追いパクチーも可能な、よくある仕様。

でもこのモチモチ感は、他にはなかなか無い。

いくらでも食べられそうなくらい、スルスルと箸が進む。

 

友人おすすめの「バップサオ」。

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真ん中のトウモロコシのバター炒め。

なんかトウモロコシがモチモチしている謎食感。

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バターの香ばしさに桜エビの旨味、トウモロコシの甘さが合わさって絶妙。

これは旨い。

少し濃いめの味付けで、ビールが進む。


しかし、この日進んだのは「スーチュワハットダァ」。

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スーチュワハットダァ。

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ヨーグルト、パイナップル、バジルシード、アタップフルーツのジュース。

タピオカより流行ると思う。

ちなみにアタップフルーツとはこれ。

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原料はサトウヤシの実。

スプーンの持ち方は謎。

何杯でも飲めるなこれは。

素晴らしき、具沢山ヨーグルッぺ。

いや、スーチュワハットダァ。

 

 もちろん「ゴイクン」も。

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バランが良い感じ。

ラボちゃんは、このゴイクンが超好みだったそう。

 

しかしここで急に風向きが変わる。

デザートを頼んだ僕に一番の衝撃体験。

僕が頼んだデザートは「ソイバップ」。

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メニューを見る。

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もう一度「ソイバップ」を見る。

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塩大福はフライドガーリックの味はしない。

ココナッツミルクの甘味に、フライドガーリックとネギが絡み合う。

ココナッツミルクを堪能しようとしたら、目の前でフライドガーリックとネギが反復横飛びを始めた。

これは未体験ゾーンだ。

味を探ろうとしても、反復横飛びとさやかちゃんスプーンに気をとられ、全く集中できない。

自分の未熟さが露呈した、そんな心の鏡といってもよい料理だった。

皆様も是非お試しあれ。

 

ラボちゃんが食べていた「バインチュオイ」は食べ慣れた味で、めちゃくちゃ美味しかった。

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バナナとココナッツミルクは間違いようがない、絶品だ。

 

 

そんなこんなでプチベトナム体験が終了。

これはまた来なければならない。

一回じゃ全く網羅できないほど、奥深く、楽しいタンハーの世界。

まだ分からないことだらけだが、一つだけ言い切れることがある。

 

来年の夏トレンドは、スーチュワハットダァで決まり。

 

ピータン木綿 拝

 

前回の【葉月はVietnamに行きThailand】はこちらから。

www.foodie-pandemonium.com

 

『ミ・レイ』蒲田:私のエスニックに対する価値観を変えてくれた、エキゾチックジャパンな素敵ベトナム料理屋さん【葉月はVietnamに行きThailand】

 

貴方は美味しいベトナム料理屋は?と聞かれて思い浮かぶお店があるだろうか。

 

私にはある。

それが此処『ミ・レイ』だ。

 

知人から美味いと評判を聞いたのがかれこれ2年くらい前。

その後訪問し、評判通りとても美味しかった。

当時の私はパクチー嫌いの最盛期で、いわゆるエスニックというものを毛嫌いしていたのだが、ここのお店はそんな私でも美味しく感じられたのでよく記憶に残っている。

正に、私の価値観を変えてくれたお店だ。

 

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店舗は2階。

階段を登り、ドアを開ける。

日本人の店員さんが出迎えてくれた。前に来た時も日本人の店員さんだったような。

 

席に着き、飲み物をまず注文。その際、

「今日のオススメはボードに書いてありますのでよかったら!」とお姉さん。

せっかくだし、とボードから料理のメニューを選んでいると、

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カシスオレンジが到着。

これこれ、これだよ。私のフェイバリット。

うーん、美味い。甘いお酒大好きです。

 

ーーーと、まずはサラダから到着。
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む、今日は割とパクチーの香りが強い。

前よりマシ…とはいえ、まだまだ苦手な私にとってはちと厳しい部分もある。

連れにエイッ。これでよし。

 

お次は海老の生春巻き!
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ここの生春巻きが美味いこと美味いこと。

おそらくパクチー入ってるとは思うが、絶妙に調和がとれていて香草の香りがほとんど気にならない。f:id:foodie_pandemonium:20190821124956j:image

この濃いめの甘味噌ダレにつけてと…

口に入れるとムチッとした生春巻きの食感と海老や豚肉、香草などの香りが鼻から抜ける。

香草の爽やかさと味噌ダレの濃厚な味が絶妙だ。


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〆はフォーガー。鶏肉のフォー、定番だ。

もちもちツルツルの平打ちフォーは小麦粉の麺よりツルッとして喉越しが良い気がする。

鶏の旨味と香草の薫りがなんともエキゾチックジャパン。

フライドガーリックがいいアクセントで、香草の薫りも良い方向に和らげてくれているのではないだろうか。

鶏肉もしっとりとしていて、スープも鶏の旨味たっぷりで優しくあっさりした味わい。

パクチーが刻まれているので、苦手な人は大変かもしれない。どうしてもの時は店員さんに相談するのが吉だろう。

 

こちらのお店はエスニックに苦手意識を抱いていた青年の印象を良い方向へと導いてくれた、思い出深いお店。

久々の訪問だったが、変わらず美味しかった。

また来よう。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

 

前回の記事はこちらから↓