グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『Winebar Sirocco』高田馬場:薄暗い店内で1人、ワインを嗜む夜。敷居を跨いだ先には日本ワインの良さを教えてくれるバーがある【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】

 

バーってカッコいい。

 

大学生くらいになると、お酒も飲み始め、だんだんとお酒の美味しさと楽しみ方も分かってくる。

「バーってカッコいい。」と思い始めたのもその頃からだ。

 

しかし、そう思うと同時に何となく敷居の高さも感じてしまう。

そう思ってるのはこちら側だけで、向こうは全然ウェルカムだったなんてのは良くある話。

今日はその敷居を跨ぐ日だ。

 

ディープな雰囲気漂う路地。

そんな路地に佇むビルの2階に日本ワイン専門のワインバー『Winebar Sirocco』はある。

 

階段の踊り場には、張り紙が。

下のスナックのポスターに比べて何とも控えめである。

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スナックの扉からカラオケが聴こえてくる。

その賑やかな扉とは対照的に、その扉は静かに佇んでいた。

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中は静寂に包まれている。

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薄暗い店内。

自然と心が落ち着き、日々の喧騒を忘れさせてくれる。

(今日の写真は全体的に薄暗いのでご了承いただきたい。是非、その薄暗さから雰囲気を味わってほしい。)
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こちらのお店は日本ワインの専門店。

メニューには全国各地の日本ワインがズラリと並ぶ。
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大きなワインセラー

ここに沢山の日本ワインが入っているのだ。

 

マスター曰く、「日本ワインは軽いものが多い。」とのこと。

それだけ飲みやすいということか。

普段なかなか日本ワインを飲まない私なので、非常に楽しみだ。

 

まずは、マスカットベリーAから。

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確かにマスターが言っていた通り、飲みやすい。

個人的に甘味を強く感じたワインだった。f:id:foodie_pandemonium:20190922160736j:image

にしても…これはいい。

グビグビ飲んでしまう。

あっという間にグラスが空だ。

 

想定よりかなり早いタイミングで2杯目を頼んでしまう私。

続いてはピノ・ノワール
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こちらも軽やかで飲みやすい。

しかし、先ほどのマスカットベリーAに比べてキレがある印象。
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程よいタンニン。そして余韻が心地良い。

 

合わせるツマミは、フルーツのピクルス。
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洋梨と白ぶどうのピクルスだ。

フルーツのピクルスはなかなか聞かない代物。

ビネガーの酸味とフルーツの優しい甘味。ワインにぴったりだ。

 

鯖とトマトのリエットも注文。

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鯖とトマトが相性抜群。鯖の旨味とトマトの酸味。

これはワインが進む進む。

パンにつけて食べるので満足感も程よい。

 

"デラウェア"のワインというのが気になり、3杯目に突入。

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デラウェアの白ワイン。

今宵、最も軽やかに感じた品。

3杯目とは思えない感覚。意識してゆっくり飲んだが、意識しなければクイッと飲んでしまいそうになる。これは美味しくて危ないお酒だ…笑
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奥深き日本ワインの世界。

その一端を垣間見ることのできる貴重なお店だと感じた。

事実、私の日本ワインに対する価値観を変えてくれた。マスターとバル辛には感謝である。

 

マスターとの談笑も楽しく、あっという間に時間は過ぎ、そろそろ帰ろうかという時間に。

またいいお店と巡り会えた。ワイン好きの友達を連れてきたいものである。

 

帰り際、店の外までわざわざ見送ってくれたマスターの笑顔は、薄暗い店内とは対照的に燦然と輝いていた。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

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ワインバー シロッコ
03-6265-9097
東京都新宿区高田馬場2-19-8 阿部大竹ビル 2F
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13220844/

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