グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『上野藪蕎麦』上野:私を蕎麦好きにさせた思い出深い蕎麦。そんな美味しい蕎麦が食べられる、東京の名店。【蕎麦劇場神無月】

 

私は以前まで蕎麦が嫌いだった。

そんな私に蕎麦の美味しさを教えてくれたお店、それが、浦和にある『分上野藪かねこ』さんだ。

※『分上野藪かねこ』さんの過去記事もあるので是非。

 

そんなかねこさんが若かりし頃修行したお店。

そうーーー

今回訪問する『上野藪そば』だ。

 

ずっと来たかったお店である。

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場所柄、海外の観光客の方が沢山来るのだろう。

クレジットカード対応や英語表記などの対応もバッチリだ。
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店内に入るとガラス張りの蕎麦打ち部屋が。

昼間はここで蕎麦打ちを披露するのだろうか。

私が今回座ったのは蕎麦打ち部屋のちょうど真ん前。

ここから見る蕎麦打ちはさぞかし圧巻だと思う。
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さて、と、早速蕎麦を頼もう。
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お品書きの1番表には「季節のおそば」

自分ルールが無ければ真っ先に季節のおそばを頼んでいるところだが…

ここは固い意志でページを次へめくる。
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蕎麦はそこまで品数多くなく、シンプルな構成。

"せいろう"を注文する。
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次のページはつまみ、飲み物と続く。
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デフォルトで用意されているおつまみはそこまで多くなく、王道のものばかり。洗練されている。

個人的に蕎麦前を楽しむなら「季節で楽しめる一品料理」を攻めたいところだ。

 

おつまみをどう攻めていくか、戦略を策定していたら蕎麦が来た。
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とにかく今は、次訪れた時の蕎麦前の戦略よりも目の前の蕎麦に集中しよう。

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かねこさんの蕎麦に似ている…

白っぽく、滑らかさを感じさせる美しい蕎麦。

辛めの蕎麦つゆをチョンと付けて啜ると、しっかりとしたコシに芳醇な蕎麦の香り。

間違いなく、私が好きになったかねこさんの蕎麦と近いものを感じる。

かねこさんの蕎麦にしても『上野藪蕎麦』にしても、私が特徴的だと感じるのはそのコシだ。

細く、パキッとしたコシのある喉越しの良い蕎麦。正しく、私に蕎麦の美味しさを教えてくれた味だった。

 

江戸っ子よろしく、サッと食べる。

その後は急須に入った蕎麦湯をゆっくりといただく。
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銅製だろうか。

赤褐色の急須はさぞかし熱いことだろう。

腹に触らないよう気をつけながら蕎麦湯を注ぐ。

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トロッとした濃いめの蕎麦湯。

最近は七味を加えるのが個人的トレンド。

 

蕎麦湯を啜りながら、食べた蕎麦に想いを馳せる。

個人的に思い入れの深い味だったからか、食後感に若干の名残惜しさを感じる。
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東京でも食べられる懐かしの味。

何故もっと早く来なかったのか…

 

…いや、過去を悔やむより未来に希望を抱こう。

また来ます。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

上野藪そば (うえのやぶそば) - 京成上野/そば [食べログ]

 

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