グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『五色そば ほさか』吉祥寺:日本を代表するスローフード、蕎麦。そのことに改めて気付かせてくれたお店。【蕎麦劇場神無月】

 

吉祥寺には今回、かき氷を食べに来たわけだが。

 

蕎麦月間なる企画を実行中の私としては

"ただかき氷を食べに吉祥寺に行く"

というわけにはいかないもので。

 

いざ、蕎麦屋へ。

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吉祥寺駅からすぐ、"井の頭通り"沿いにある此方のお店。

『五色そば ほさか』の看板が目印。

 

しかし看板の隣…に店があるわけではなく。

看板を目印に奥へ進むとそこには、地下へ下る階段が。
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何やら怪しい雰囲気に恐る恐る階段を下る。

すると、安心感のある蕎麦屋の暖簾が。f:id:foodie_pandemonium:20191019140739j:image

『五色そば ほさか』さん。ようやく辿り着けた。

実は、看板を探すのにも少々苦労していたので暖簾を見つけた時は心底ホッとしたものである。

 

店内に入り、お品書きに手を伸ばす。

するとお品書きに興味深い文章が。
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「無心に打つそばは、"秀逸なスローフード"です。」

確かに…

スローフードとは「地域の伝統食や調理法を守り、食事をゆっくり味わうこと」とある。

仰る通り、"日本の伝統食"であることは間違いないことだ。

ゆっくりと噛み締めて味わう蕎麦の味は、正しく"スローフード"そのもの。

あんまりゆっくり味わい過ぎると伸びてしまうのでその点だけ注意かとは思う。笑

 

お品書きの裏面にも興味深い文章が。
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こちらは是非、お店に行って詳しく見ていただけたらと思う。

 

ーーーさて、ようやくメニューを開いたわけだが。
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うぅむ…迷う。

"五色そば"に心が揺らぐ。

 

しかしだ。

私は今のところ所謂"もりそば"のみを食べてきている。

暫し自問自答し、私は"もりそば"を注文した…。

 

他のメニューも魅力的だ。
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次回の訪問時にはゆっくり蕎麦前を楽しみながら、五色そばをいただくことを決意。

 

 

もりそば
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瑞々しく、美しい蕎麦。
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細めでコシがあり、喉越しを楽しむタイプの蕎麦。私が好きなタイプの蕎麦だ。

ツユはしっかりと出汁は効いてるが、そこまで辛くない。

割としっかり目にツユに浸けて、勢いよく啜る。

啜ると爽やかな蕎麦の香り。

好きなタイプだっただけに「これは五色そばを頼めば良かったか…?」と、少々思いを巡らせたが、その思いも一番シンプルな"もりそば"を頼んだからこそ。

目の前の蕎麦に感謝を込めて、いただいた。


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蕎麦湯のひと時。

取っ手がフラットなタイプ。

よくある蕎麦湯の入れ物は右利き用なので、左利きの私には辛い。

左利きの私にはありがたい取っ手。


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看板メニューであろう"五色そば"を敢えて食べなかった私。

"また来る理由を作った"ということで、自分の気持ちに区切りをつけた。

 

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

手打ちそば ほさか
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-4-1 井の頭ビルB1F

 

前回の【蕎麦劇場神無月】はこちらから↓