第27怪:『新ばし笹田』若い人に知って欲しい本物の割烹。地味?いや、滋味!
誰かと食べるご飯ほど美味しいものは無い
と思っている
"ハード系パンダラボッチ"です😋
現在、実家に帰省中なのですが
うっかり花粉症の薬を持ってくるのを忘れて
鼻が大変なことになりつつあります。。。
迂闊でした😓笑
さて、今回ご紹介するお店は
東京都港区西新橋にある『新ばし笹田』さんです。
私たちには"食事の師匠"的な存在の人が居ます。
(Nさんと呼ばせていただきます。)
「若くて大してお金も無いのに食事に狂っている変な奴ら」
ということで、ありがたいことにNさんと仲良くさせていただいているのですが、
そのNさんから、これまた有難いことに『新ばし笹田』さんの食事会にお誘いいただき、
2019年2月に訪問させていただきました。
残念ながら"ピータン木綿"は当時学生だったということもあり涙の欠席。。。
笹田さんにはこれで2度目の訪問。
1度目は昨年の同じ時期に
"ピータン木綿"と訪問しています。
久々の笹田さん。
楽しい楽しい食事会の始まり始まり~😊
粕汁
まず始めは粕汁。
日本酒の"九平治"の粕を使用しているとのこと。
粕の優しくまろやかな甘味、出汁の旨味、野菜の甘味がホッとさせてくれる一杯。
笹田さんのお人柄が滲み出ています😌
カラスミと餅
塩味と旨味の強いカラスミに餅を合わせた一品。
大抵、カラスミには大根が相場らしいのですが、笹田さんでは餅を合わせるそうで。
もちろん美味しい。納得の味です。
お米とカラスミは確かに相性抜群なので、
餅との組み合わせは見事な美味しさでした。
蟹(全体)
蟹
とっても立派な蟹です!!
こんな蟹が食べられるなんて幸せだなぁ…☺️
ボイル蟹を使用するお店も多いそうですが、
笹田さんではこちらで茹でているとのこと。
水っぽさなどは全くなく、
笹田さんの技術の高さとこだわりが伺えます。
壬生菜と揚げのおひたし
遂に来ました、笹田さんのスペシャリテとも言うべき
"壬生菜と揚げ"のおひたし!
この味がどうしても忘れられず、今日という日をどれほど待ち望んだことか。
シンプルな構成でありながら、こんなにも心が満たされるのは何故なのでしょう。
本当に本当に美味しいおひたしです。
鮪・甘鯛(だったような…)・墨烏賊
どれも新鮮なお刺身。
言うまでもなく美味しいです。
あん肝豆腐
昨年訪問した時にもいただいたあん肝豆腐。
あん肝のまろやかな甘味と旨味が出汁の効いた餡と相まって、美味しくないわけがない!
また、あん肝豆腐ということでひと手間加わることによりあん肝特有の臭みなどがより緩和されて、そのままあん肝で食べるよりも味が上品な印象を受けました。
太刀魚の焼き物
脂の乗った太刀魚。塩加減も絶妙で絶品です。
添えてある金柑の甘露煮もとても美味しい。
蕪の真薯(ごめんなさい、うろ覚えです。)
恐らく、聖護院かぶらと甘鯛か何かの真薯じゃなかったかと記憶しておるのですが…。
おぼつかずすみません😓
しかし、美味しかったことだけは確かです!
コシヒカリ
Nさんを始めとするそうそうたる面々の食事好きが集まる笹田会です、お米の食べる量が尋常ではありません。一体、何合食べたのか見当もつきません。
ちなみに私は6杯ほどおかわりしました(笑)
ちりめん山椒
漬物
牛肉の旨煮
笹田さんのおかずはどれも一級品に美味しいです。
特にちりめん山椒は本当に絶品。
お土産でも売ってますので是非!
たまご
たまごかけご飯
たまごとご飯と醤油だけのシンプルなたまごかけご飯。
しかし、そのどれもが素晴らしい素材であるが故に
尋常でないくらい美味しいたまごかけご飯。
自分自身、6杯食べてしまうのも頷けます(笑)
白玉と小豆
小豆の優しい甘味ともちもちの白玉が美味しかったです。
食事好きの人々が集まっての笹田会。
楽しく談笑しつつも、料理に対して真摯に向き合うようなそんな雰囲気がとても心地よい空間でした。
次回は"ピータン木綿"も来れるといいのですが😅笑
ということで、『新ばし笹田』さんを
ご紹介してきましたが如何でしたでしょうか?
ここまで、身も心も満たされるお店を私は他に知りません。
笹田さんの"壬生菜と揚げのおひたし"は人生で一度は
食べておきたい、そんな逸品であると個人的には思います。
見方によっては地味かもしれませんが、個人的には
若い人にこそ味わってほしい割烹です。
心の底から美味しい"和食"を食べたい方は
必ず行くべき名店だと思います。
ご馳走様でした。
- ジャンル:割烹・小料理
- 住所: 港区西新橋1-23-7 プレシャスコート虎ノ門1F
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- (写真提供:andjc)
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