グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『Bintang Bali』大久保:蒸し暑い夏の夜。革靴で駆け抜けたサマータイムメモリー。【葉月はVietnamに行きThailand:番外編】

 

この日、私は焦っていた。

何故なら、ピータン木綿と友人との会食に遅刻をしていたからだ。

 

理由は仕事上でのトラブル。

致し方無いが、それは決して焦らなくて良い理由にはならない。

とにかく急いだ。

 

指定されたのは大久保のインドネシア料理屋さん。

 

しかし、私はそのとき割と余裕が無かったのだろう。

大久保駅の近くにあるこちらのお店を、新大久保駅の近くにあるお店だと勘違いしていた。

お陰で新大久保駅の近くを5分近くウロウロしてしまった。

 

間違いに気がついた私は、大久保駅へ猛ダッシュ

蒸し暑い日本の夜を革靴で駆け抜けた。

 

ビルの三階。汗だくで階段を上る。

登っていくと、インドネシア・バリ料理の文字が。

f:id:foodie_pandemonium:20190813032458j:image

食べたことないな…

と思いつつ、木製の扉を開ける。

 

奥に、友人達の姿。

遅刻したことを歯牙にも掛けない、気のおけない貴重な友人達だ。

 

すでにある程度の腹拵えを済ませていたようで、テーブルにはいくつかの皿が。

オススメを聞くと、「シシカバブナシゴレンが美味しかった。」とのこと。

 

それらを注文し、友人達と談笑しながら待つ。このひと時がなにものにも変えがたい。

料理を待つのもあっという間だ。

f:id:foodie_pandemonium:20190813032503j:image

到着したシシカバブ。焼き鳥のような見た目。

羊の肉は柔らかく、ラム特有の香りが心地よい。

タレは甘く、見た目も相まって焼き鳥のタレのような感覚だ。

 

お次はナシゴレン

f:id:foodie_pandemonium:20190813032455j:image

初めて食べたが、チャーハンのような感覚だ。

ピリ辛の焼き飯が食欲を増進させ、スプーンを口に運ぶ手が止まらない。

名前は聞くけど、食べたことない料理のうちの1つを食べることができた。誘ってくれた友人に感謝だな。

そして何気に添えてあるおせんべいのようなものが、新食感でなかなか面白かった。

 

ーーーと、味わっているところへ店員さんがやってきて「もうそろそろお店を閉める時間なので…」と一言。

あちゃー、もうそんな時間だったか。

私が遅刻したが故のこと。仕方ない。

残った飯を大急ぎで胃袋へ運び込み、席を立つ。

友人の1人が最後まで食べるのを手伝ってくれた。有難い。

 

店員さんに謝罪と感謝を伝えつつ、店を出る。

生ぬるい夜風が私達を包みこむ。

インドネシアはどんな風が吹いているのだろうか。私はふと、気になった。

 

ご馳走様でした。

ハード系パンダラボッチ 拝

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

ビンタン・バリ
03-6886-4439
東京都新宿区百人町2-27-3 橋本ビル3F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13194960/

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

前回の記事はこちらから。

 

foodie-pandemonium.hatenablog.com