『一番飯店』高田馬場:4人集まれば文殊の胃袋。手塚治虫先生に愛された上海焼きそばは夕食後でもペロリと食べられる。【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】
「手塚治虫が愛した料理。」
貴方はご存知だろうか?
私は知らなかった。
気になる…
なんとも食指を刺激するフレーズだ。
そんな謳い文句に、ついつい足が向いてしまう。
本当はこのまま帰っても良かったのだ。既に夕食は済ませてある。
しかし、気になる。
気になるが故、行きたくなる。
思い立ったが吉日。
今日を逃したらいつになるのか。いや、今しかない。
そうして集まりも集まったり4人の男達。
…物好きが居るものだ。笑
そうして、
ーーーー気がつくと私達は店の前に立っていた。
レトロな雰囲気漂う店先。
おっ、こんなところにバル辛ポスターが。
店内に入り、二階へと登る。
登った先には、手塚先生ゆかりの地であることを示す貼り紙がズラリ。
うまい中華屋さんの雰囲気をビンビンに感じる…
メニューはこんな感じ。
無論、上海焼きそばは頼む。
無論、他にも数品頼む。
チャーシュー
まずはチャーシューから登場。
甘めのタレと豚肉の脂に和辛子が良く合う…
手塚先生に食指を刺激された男達の箸は止まらない。あっという間に皿が綺麗になった。
特製麻婆豆腐
濃厚な味噌の甘味が美味しい此方の麻婆豆腐。
甘めの味付けで、山椒はあまり効いておらず、代わりに唐辛子の辛味がピリリと効いている。
口に入れた瞬間は芳醇な味噌の甘味が広がるが、後から辛さが追いかけてくる。
餃子
美しい皮目。非常に肉肉しい餃子。
写真からでは分からないだろうが、餡を皮が包みきれてないのだ。
なんだかお得な気分。
特製上海焼きそば
そしてついに到着、大本命の上海焼きそば。
これが手塚先生の愛した焼きそばか…としみじみ。
味は言わなくても分かるはず。
しかし敢えて言おう、絶品であると。
そして特筆すべきは具が多い点だ。海鮮とキノコと野菜がこれでもかと焼きそばに乗っている。
加えて、2人で食べても良いくらいの量が出てくるためボリューム満点。
これは食べるべき逸品だ。
あそこで帰る選択をしなくて良かった。
このフットワークと胃袋の軽さ、いつまでも忘れないでいたい。
(この後、もう一軒行ったのは秘密である。)
ご馳走様でした。
ハード系パンダラボッチ 拝
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