『エリックサウスマサラダイナー』渋谷:謎に包まれたモダンインディアンコースを体験せよ!【皐月curry】
こんばんは。
"ピータン木綿"と"ハード系パンダラボッチ"です。
この記事をどうしてもあげたかったので、既に6月ですがご容赦下さい。
本当にラストの"皐月curry"は、
渋谷の『エリックサウスマサラダイナー』さんです!
『エリックサウスマサラダイナー』さんは、第48怪でも紹介していますが、その時はランチ。
foodie-pandemonium.hatenablog.com
今回はマサラダイナーの真骨頂である、ディナーのモダンインディアンフルコース!
食べる前は、全く料理のイメージが湧きませんでした。
"ハード系パンダラボッチ"も僕と同様「?」な様子。
これは良い刺激を受けられそうな予感がバチバチ。
一皿目は「マトンペッパーフライのタルティーヌ」
マトンペッパーフライは、この一月で僕が大好きになった品。
1ヶ月の締めくくりのような気分になり、少しセンチになりました。
ココナッツトーストに、ブラックペッパーガッツリなマトン!
これは旨い!
そしてスパイスのパワーでよりお腹が空いてくる。
素晴らしい前菜です。
キャロットラペも、グレープフルーツなどのシトラスがしっかり効いていて、口の中がさっぱり!
二皿目は「しらすとパンチェッタのエッグドーサ」
パッと見ガレット。
「ドーサ」とは、お米や豆などを水に浸し、ペーストにしてから発酵させ、クレープ状に焼き上げたものです。
しらすとパンチェッタと卵は、ピザでも見る組み合わせですが間違い旨さ。
ドーサがとてもモチモチで食べていて楽しい!
三皿目は「アスパラガスとカレーリーフ、グリーンチリの冷製スープ」
グリーンアスパラと豆(?)
非常に舌触りの良いスープ。
丹念に濾してるのかな...
旨味がめちゃくちゃ強い。
そして辛い!
温かかったら確実にむせる。
そして香ばしいスパイスオイル。
何の香りを移しているのだろう...
旨味・辛味・香ばしさが一体となって襲い来るから、条件反射でスプーンが動く。
恐ろしいスープでした。
四皿目は「豊橋産あいち鴨もも肉のカフレアルとむね肉のロティ」
大好きな鴨を、部位別で楽しめるとは...
来てよかった😢
もも肉はスパイスをふんだんに使いカフレアルに。
カフレアルとは、「ゴアのタンドゥーリチキン」と呼ばれ、鶏肉にペースト(コリアンダーの葉、青唐辛子、ニンニクなど)を絡め、焼いたものだそうです。
ワイルドな鴨の旨味がスパイスとマッチ!
これは旨すぎる。
火入れも素晴らしい。
むね肉はシンプルに塩でシンプルに焼き、キャラメリゼしたオレンジと共に。
こちらも火入れと塩加減が素晴らしい。
そして、ここからターリー!
すごいボリューム。
こちらのターリーは、ゴア料理とブラジル料理のフュージョン。
豚肉の部位とソーセージ、黒豆を煮込み、それをスパイシーに仕上げた「フェイジオアーダターリー」
旨味が素晴らしい。
ソーセージ、旨いですよね。
スパイスにも合いますよね。
そりゃこのカレー、旨いですよね。
付け合わせは、ブラジルの炒り粉ファロッファに見立てたココナッツボディ!
香ばしくてサクサク。
グリーントマトのアチャールも、パクチーと酸味がバチバチ効いていて素晴らしい爽快感。
極めつけは、野生鹿のハツのシュラスコ風。
嫌な臭みはなく、野性味溢れる内蔵系の旨味。
満足感ヤバい...
そしてラストのデザートは、「ダークチェリーのフィユタージュ」!
シナモンとクローブ、スターアニスの風味を効かせたブラックチェリーのコンフィチュールに、ミルクジェラートとチーズクリーム。
そして香ばしいパイ。
〆にマッチした、酸味が効いたデセール。
最後まで心地よいスパイスの香りに包まれていました。
5000円のディナーでこれは凄すぎる。
物凄い満足感。
初夏はガッツリなコース編成だったので、男性にお薦めしたい内容です。
女性だと少し多目かも。
素晴らしきスパイスの世界。
スパイスはカレーだけではない。
スパイスの今を知ることができる、絶品モダンインディアンコースでした!
エリックサウスマサラダイナー
03-5962-7888
東京都渋谷区神宮前6-19-17 GEMS神宮前 5F
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13220984/
前回の"皐月curry"はこちらから。
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