『戸山口バルBaBacchus』高田馬場:"美味しい食事"という最強の仲間。彼のおかげで、今宵の食事も幸福に満ち溢れていた。【バル辛September〜高田馬場で待ってる!〜】
初めて会う相手というのはとかく緊張する。
できるだけ初対面の人との出会いは避けている、そういう人も多いのではないだろうか。
私も食事が好きになる前はそうだった。
しかし、食事が好きになってからというもの、そういう気持ちが少しは軽減された気がする。
何故なら、"美味しい食べ物"という最高の味方が増えたからだ。
本日訪れたのは『戸山口バルBaBacchus』さん。
2019年のバル辛フェスタは終了したが、バル辛フェスタ関係無しに素敵なお店は沢山ある。
店の前まで来ると、初対面の人と会う不安、新しい友人が増えるという期待、美味しい食事が待っているという希望、そんな感情達が入り混じる。
グル百モードへスイッチを切り替え、扉を開ける。
入店して、軽く挨拶を交わした後
談笑しつつ飲み物とつまみを注文する。
曰く、「紅生姜の天ぷらがオススメ!」とのこと。
紅生姜の天ぷらは『おにやんま 東品川店』さんなどでいただいたことはあるが、居酒屋さんでいただくのは初めて。
紅生姜の塩味と辛味と酸味に酒が進む。厚めに揚がった衣の甘味が紅生姜のエッジの効いた味をマイルドにしてくれている。
オススメも頷ける逸品だった。これはマストで頼まなきゃダメなやつ。
次はナスの刺身。
瑞々しいナスのサクッとした食感。
爽やかで青さを感じる香り。
他にも、スパイシーなタコや
お肉のグリル、
鮮魚のカルパッチョを追加注文。
特にこのカルパッチョはソースがジュレになっており、鮮魚にくるんで食べるととてもバランスが良い。
加えて、ぐつぐつと煮えたぎる煮込みなんかも注文。
一見すると非常に辛そうに見えるこちらの品。
食べてみると…見た目通りちゃんと辛い!
しかし、旨味があってとても美味しい。イメージ的にはチゲのような感覚。
辛いものってどうしてこんなに人を惹きつけるのか…
ひとしきり食べて飲んで、最後はデザートを注文。
まずはティラミス。
ウェットでしっとりとしたコーヒー味のスポンジと生クリームが美味い、デザートでは定番の品。
苦味と甘味のハーモニー。定番の美味しさです。
そして、驚きだったのがこちらのチーズケーキ。
ぱっと見、普通のチーズケーキですが、食べた瞬間の香りが凄まじい。
すごく深みのある芳醇な香りが鼻から抜け、ねっとりとしたチーズの濃厚な味わいが口いっぱいに広がる。そして余韻が素晴らしい。
聞いたところ、4種のチーズを使っているんだとか。
「だからこんな複雑で深みのある味わいなのか…」と、合点がいった次第。
これもマストで食べるべき逸品だと感じた。
なんだかんだで閉店間際までお店に滞在。(大変ご迷惑をおかけしました😓)
食事会は盛況に終わり、みんな幸せな気分で店を後に。
写真は、そんな帰り間際の店内。
店内は広く、料理もどれも美味しい。様々なシーンに活用できそうなお店だと感じる。
帰り際、入り口のネットの中に何かあるのを見つけた。
これは、干物だろうか?
こんなところからも、なんとなくこだわりを感じる我々。
それにしても、盛会だった。
美味いものは人と人を繋げる架け橋だな、と改めて感じた、秋の夜。
ここで一句。
「美味いもの 分かち合ったら みな笑顔」
〜ラボッチ心の俳句〜
ご馳走様でした。
ハード系パンダラボッチ 拝
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