グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『とんかつ寿々木』東京都千代田区丸の内【とんかつ文月】

 

世の中には綺麗なお店と年季の入ったお店がある。

 

今回ご紹介する『寿々木』さんは、圧倒的に前者だ。

東京駅の駅ビル内にあるお店だから、というのは大いに関係しているだろう。

木の色が明るく、ガラス壁も大きいためかなり解放感がある印象だ。

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箱は割と大きめ。しかし、私が行った時間帯はひっきりなしにお客さんが入店しており、大きな箱がつねに満員だった。

加えて、飲食店街の中にあるお店にもかかわらず、である。人気が伺える。

カウンターは低く、座った位置からでも料理人さん達の手仕事が見え、待っている最中も私は全く飽きなかった。

 

そうこうしているうちにカツが到着。

私はいつも通りヒレカツを注文。

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冷めないうちに、肉を喰む。

衣はサクサク。バランスの良いサクサクな衣だ。

肉自体は程よく繊維質で、臭みはほとんどない。

キャベツも薄切りで、みずみずしさが素晴らしい。

薄くスライスすればするほど口当たりが軽くなって、より水分を感じるようになると個人的に感じる。

 

味噌汁は赤出汁。
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記憶が曖昧だが、確かアサリ汁だったと思う。

相棒のピータンは赤出汁の味噌汁が好きで、「豚汁よりも俺は赤出汁派だ!」と豪語していたのをなんとなく思い出しつつ、赤出汁を啜る…


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そうだそうだ。忘れちゃいけないのがこのキュウリ。

ごま油とお塩で味付けされたシンプルなキュウリの漬物。

しかしながら、いつもなのか、たまたまだったのか、味付けが絶妙でやけに感動したのを覚えている。

やはりごま油とお塩のコンビは最強だと改めて感じた次第。

 

東京駅の飲食店街にこんなにうまいとんかつ屋さんがある、ということにものすごい価値があると思う。

新幹線で何処かへ旅行に行く前、「あ、お昼にトンカツ食べてから出発するか。」ということが可能なのだ。しかも、うまいとんかつ屋さんだ。

 

流石は東京駅。

私はますます東京駅のことが好きになった。

 

ご馳走様でした。

 

 

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