グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

グルメ百鬼夜行「選択と集中メシ」

20代の男二人が、毎月決めたテーマの料理を食べまくる。ただ楽しんでいるだけの日常blog。

『とんかつ丸一』蒲田:都内屈指のとんかつ激戦区、蒲田の地にそびえ立つ巨塔。とんかつを語る上で外せないお店の一つです。【とんかつ文月】

 

蒲田という地はなかなかにとんかつが有名なようで。

蒲田の名物といえば、と聞かれて"とんかつ"と答える人も少なくないのではないだろうか。

他に蒲田の名物といわれたら何があるだろうか。餃子も聞いたことがあるな。

 

蒲田にはとんかつの二大巨頭がいる、と個人的に思っている。

"檍"と"丸一"だ。

f:id:foodie_pandemonium:20190727203704j:image

檍の方は一時期よく行ったものだが、丸一は一度行ったきり。

心の中になんとなくシコリが残っていた。

ということもあって、今回のとんかつ文月をやるにあたって必ず訪問しようと密かに決意していたのだ。

 

開店直後の17時ちょい過ぎだというのに、外には長蛇の列が。

以前訪問した時と全く変わらない人気ぶりだ。

 

豚汁は具が大きく、まさに王道の豚汁といった感じだ。

味噌は合わせ味噌だろうか、オレンジがかったいい色をしている。

f:id:foodie_pandemonium:20190727203709j:image

 

夜ということもあり、ビールを頼んでいるお客もちらほら。ここの店は麒麟が置いてあるようだ。

と、そうこうしているうちにとんかつ到着。
f:id:foodie_pandemonium:20190727203714j:image

もちろんヒレカツ

 

ピンク色の肌を恥ずかしがるが如く、隙間から覗かせている。いい艶だ。
f:id:foodie_pandemonium:20190727203721j:image

 

一口食べると、旨味が口いっぱいに広がる。

ここのとんかつは肉の甘味は弱く、代わりに肉の旨味がしっかりと味わえる、キレのある印象。

衣もしっかりと香ばしく揚げられており、香ばしいサクサクの衣が肉のキレのある味を支えているのがよく分かる。

故に、ソースの甘味が非常によく合うのだ。

肉の甘味が弱い分、ソースの甘味が際立ち、肉自体の旨味は力強いのでソースに負けることは決してない。

ソースと肉の素晴らしいマリアージュ。普段は醤油派の私も今回ばかりはソースで食べてしまった。

 

とんかつ好きなら是非行っておきたい、蒲田の名店である。

 

ご馳走様でした。

 

丸一
〒144-0052 東京都大田区蒲田5-28-12
1,500円(平均)

 

前回の記事はこちらから。

 

foodie-pandemonium.hatenablog.com