『とん久』高田馬場:とんかつに於ける"衣"についての考察。【とんかつ文月】
とんかつの衣について考えたことがあるだろうか。
私は【とんかつ文月】でとんかつを食べるようになってから考えるようになった。
確かに、口に入れた瞬間のファーストタッチは"衣"なのだ。
割と軽んじられてしまいがちな衣だが、実は重要な存在なのである。
そんな"衣"が特徴的なこちらのお店。
高田馬場の駅近くのビルの中。
飲食店街にあるこちらのお店は、他店に比べて一際行列ができていた。
席に着き、テーブルの調味料を眺める。
醤油は…あるな。
とんかつ醤油派の私は醤油の有無を真っ先に確認する。
訪問したのがランチタイムということもあり、ランチメニューでお得なのが嬉しい。
ヒレカツを注文。
付け合わせにケチャップスパゲティがある。
なんだか少しテンションが上がってしまうのは私がまだ幼稚なことの表れなのだろうか?
まぁいい、そんなことより今は食べる方に集中しよう。
まずは豚汁を一口。
甘味のある味噌と野菜の味。
ホッとする。
さ、豚汁で落ち着いたところでいよいよ本番。
ヒレカツの登場だ。
このヒレカツ、衣が非常に薄いのがわかるだろうか。
パン粉が非常にきめ細やかで衣もとても薄いため、肉の味をより強く感じることができる。
恐らく、【とんかつ文月】史上最高の衣の薄さではないだろうか。
肉質も繊維を感じられつつも、しっとり柔らかで良いバランス。美味い。
ここのとんかつは衣がとにかく薄いので、醤油のようなシャバシャバの液体はすぐに零れ落ちてしまう。
ソースの方が適役かもしれないな。
ーーーと、色々試行錯誤しているうちに、食べ終わってしまった。
衣の重要性と多様性と可能性を再認識させてくれた貴重なお店。この巡り合わせに感謝。
とんかつ激戦区の高田馬場。
他の有名店に引けを取らない、印象的なとんかつが此処にはあった。
ご馳走様でした。
ハード系パンダラボッチ 拝
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とん久
03-3209-3900
東京都新宿区高田馬場1-26-5 F・Iビル B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13000116/
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foodie-pandemonium.hatenablog.com