『かつれつ四谷たけだ』四谷:安くて美味しいサクサクとんかつ!そのとんかつはニッコリと微笑みかけているかのようだった。【とんかつ文月】
「安さ。」
これは外食をする上で決して無視できないポイントの一つである。
安くて美味い、言い換えればコストパフォーマンスとなるのだろうか。
この日、私は1000円くらいでとんかつが食べられるのとんかつ屋さんを探していた。
…そう、金欠である。
このような外食が多い食生活を社会人になってまだ数年の人間が行なっているのだから当然といえば当然のことである。
そんな中、見つけたお店がここだ。
四谷のど真ん中。四ツ谷には美味しいお店が揃っている印象だ。
安くて美味い。そんな素晴らしいお店にまた巡り会えるかもしれないという期待に胸を膨らませて、入店。
席は主にカウンター。
入店すると、カウンターで美味しそうに黙々とカツを食べる人々。カウンター席が多いお店は私のような1人客には大変ありがたい。いそいそと席に座る。
熟成ヒレカツ定食 1060円を注文。
ヒレカツで1060円。しかも、四ツ谷。なかなかに安さを感じる。
しかし、この時「私の金銭感覚がおかしいだけで、このくらいの金額を高いを感じる人もいるのだろうな…」という内省も忘れてはならない。
そんなことを考えつつ、味噌汁を啜る。
味噌汁はホッとする。日本人に生まれて良かったとつくづく思わせてくれる料理だと個人的に思う。
例え、インスタントであったとしてもホッとさせてくれる。味噌汁にはそんな力がある。
日本人と味噌の親和性なんかを考えていると、とんかつがこちらをジッと見つめてくる。
おぉ、そうだった。私にはコイツが待っているんだった。
薄めでありながら中に肉がギュッと詰まったヒレカツ。
反りがまるで笑っているかのよう。
一口食べて、私もにっこり。これは美味い。
薄めなのでとても食べやすくありながら、それでいてしっかりと繊維も残っており、カツらしさも存分に感じられる。
衣はサックサク。今まで食べたどこよりもサクサクだ。おそらく、肉が薄めであるが故に肉汁で衣がふやけてないのだろう。
サクサクの衣に醤油をかけて食べるヒレカツは、値段の安さも相まって、私にとても幸運を感じさせてくれた。思った通りの、"安くて美味しい"素晴らしいお店。
こんなお店と巡り会える私は幸せ者である。
そしてやはり、四ツ谷には美味しいお店がたくさんある。つくづく住みたい街だ。
ご馳走様でした。
ハード系パンダラボッチ 拝
- ジャンル:定食・食堂
- 住所: 新宿区四谷1-4-2 峯村ビル 1F
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- (写真提供:はる 0512)
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