『Signifiant Signifié 』三軒茶屋:パンの常識を覆し続けるパン屋さん!まさに孤高【Le pain de 水無月】
【こんな方にオススメ】
・旨味の強いハード系に出会いたい人
・旨いパンが食べられるなら、多少の出費は許せる人
・パンの概念を変えたい人
こんにちは!
一日二食とんかつはまだ早かった"ピータン木綿"です。
流石に胃がもたれたので、当分一日一とんかつに抑えようと思います。
自分でも何を言っているのかよく分かりません。
この記事は、先月の"Le pain de 水無月"で紹介できなかったパン屋さんのレビューになります。
今回の"Le pain de 水無月"は、
三軒茶屋の『Signifiant Signifié 世田谷本店』さんです。
【基本情報】
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休
価格帯:数字でみると高めです。
大体ハーフカットで500~1000円(店内画像要参照)。
所感:"ピータン木綿"のパンに対する概念を変えた、素材に対する妥協なきこだわり。
「ピータン木綿的ハード系パン四天王」
食べログでも常に上位に居続ける超有名店(2019年7月8日時点で3.88)。
『Signifiant Signifié 』さんは、「世田谷本店」と「日本橋タカシマヤ店」の二店舗営業されております(オンラインショッピングも可能)。
シェフの志賀勝栄さんは同じ新潟の出身で、食べ歩きを始めた当初から憧れの存在です。
志賀さんは、「低温長時間発酵」や「多加水」といった製パン技術のパイオニア。
今でも、どんどん新しい取り組みにチャレンジされております。
この日は、職場の友人と落ち合うまで時間があったので、チャンス!と思い訪問。
かき氷で有名な『和kitchenかんな』と同じ建物にあります。
木を基調として落ち着きのある店内。
そして、このテーブルの存在感。
非常にバリエーション豊かなパン達。
こんなに具材を練り込んで、多加水で焼き上げる技術に毎回衝撃を受ける。
この日は、そのあと食事の予定があったので、おやつ代わりのパンを購入しました。
「週替わりパン-ベーコン&空豆-」
モチモチなチャパタの中に、バターでソテーされた空豆とベーコンが入っています。
ピリッと白胡椒?が効いていて、また一口また一口とやめられない止まらない。
癖になる旨さと食感。
多加水な生地の旨味が強いから、素材が浮かない。
オススメです!
「パン オルジュ」
フランス語で大麦を意味するオルジュ。
その名の通り、大麦が練り込まれた穀物感たっぷりのパン。
中にはヘーゼルナッツやくるみ、レーズンが大量に練り込まれており具沢山。
ナッツはローストされているため、非常に香ばしい。
非常に生地にコクと甘さがあり、しっとりしていた点が気になり、ホームページの商品説明をみると、
「いちじくを煮た赤ワインシロップを仕込んだ生地」
とあり納得。
赤ワインとイチジク、ナッツの相性は語るまでもないですよね。
これらを具材として用いるのではなく、いちじくを煮た赤ワインシロップを生地に加えるとは。
確かに具材としてイチジクの赤ワイン煮を加えると、具材が主役となり大麦の香ばしさが活きないのかもしません。
この妥協しないこだわりが大好きです。
ここのハード系パンは、他店と比較すると安くはありません。
ただ、その理由も想いもこのパンにはあります。
今まで食べたことのないパンに出会いたい方は、是非『Signifiant Signifié 世田谷本店』さんへ!
ちなみに余談ですが、5月末に新宿伊勢丹で行われた「ISEPAN」に『Signifiant Signifié 』が出店されていたため、こちらにもお邪魔しております!
ここの赤ワインを練り込んだ具沢山パン「パン オ ヴァン」と、二種類のイチジクがたっぷり入った「フィグ エ フィグ」が最高に旨いのですが、紹介はまたの機会に。
前回の"Le pain de 水無月"はこちらをcheck!
↓
foodie-pandemonium.hatenablog.com